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▼vs 愛媛FC
897人のサポーターが見守る中で行われた今季ホームゲーム最終戦。
写真 あいにくの雨模様となってしまったが、897人のサポーターが東山に集い、 今季ホームゲーム最終戦を見守った。相手は宿敵愛媛FC。SC鳥取と同期にJFLへ昇格したチームで、現在リーグ3位の成績を誇る。 これまでの対戦では勝ち星なし。何度となく苦汁を舐めさせられてきたチームだけにサポーターの応援にも熱がこもる。

 試合は、序盤から気合い溢れるプレーを見せたガイナーレが先制。前半6分、小林が奪ったボールを濱田が受け、山根へと繋ぐ。 山根は中央でやや体制を崩しながらも果敢にシュート、きっちりとゴールに流し込んで、ガッツポーズ。 そのままスタンドに駆け寄り、最後はベンチの塚野監督と抱き合って喜ぶ山根。その姿にスタンドのサポーターも大いに沸き上がる。 これで流れをつかんだ鳥取はその後も相手ゴールに再三攻め込み、追加点を狙う。 しかし、最後のところで決定力を欠き、なかなか追加点が奪えない。逆に前半36分、 左サイドからのクロスを相手FWに上手く決められ、失点。試合が振り出しに戻る。 1-1で折り返した後半、ガイナーレは荻野に替え、江後を投入。しかし、前半水を含んだピッチに苦しんでいた相手チームが 徐々にスピードあるパス回しを見せ始め、防戦を強いられるガイナーレ。 苦しみながらもDF陣の粘りあるディフェンスとGK元田の神業的なファインセーブでピンチをしのぐ。 DFの頑張りに応え、追加点を挙げたいところだったが、最大の決定機にシュートは惜しくも枠の外へ。その後も河、実信を投入し、決勝点を狙ったが、両チームとも一進一退の攻防が続き、1-1のままで試合終了。


小林崇法
チャンスに決められず、情けない!いやぁ・・決めたかった!大塚戦で点を取ります。

濱田正人
今日は大事なところでミスが多くて、チームに迷惑をかけてしまったと思います。アシスト?たまたまです。次、頑張ります。

山根伸
いや〜勝ちたかったですね。(ゴールについて)あれは難しかった。よく入ったなって思いますね。 (得点ランキングは)まったく気にしてないです。次は最後。締めくくりなんで、いい試合をしたいと思います。

山崎邦夫
今日は最終戦ということもあったし、相手が愛媛ということもあって、いつも以上にみんな気合いが入っていて、 プレーにもそれが出ていたんじゃないかなと思います。守りでもちゃんと体を張ってやれたし、セットプレーでもやられなかった。 失点がなかったらねぇ、「勝ってた」んで、そこが残念だけどね。 (自身のプレーについては)今日はチャンスがあったんで、あれが点に結びつけばね。もっと欲を出していけるように頑張ります。 次もまたいいチームが相手なんで、ぜひ勝ちたいですね。

山崎透
勝てなくて残念でした。(失点は)ひっかかったか滑ったかしてしまって、足が出なくて、悔しいっすね。 後半はちょっと攻められていたんで、点はやれないなと思って・・それだけでした。次は・・最後、勝ちたいと思います。

佐野正典
勝てなかったのが悔しいです。前半はハマとのダブルボランチだったんで、ちょっと攻撃にいって、 後半は徹也とだったんで押さえにということで後ろに回っていました。次は、やっぱ勝って終わりたいですね。勝てます。勝ちます。

荻野耕輔
試合中に何度も滑ってしまってコーナーキックもぜんぜん蹴られなくて、ホントひどかったですね。 イエローカードはもらうし、失点のところでもセンタリングを上げられてしまって、ホント申し訳なかったです。 次、なんとか頑張りたいです。挽回したいですね。

松山陽介
疲れました。今日は負けられないと思っていたんで、とりあえず良かったですね。 次も、ステップアップになるように頑張りたいと思います。

江後賢一
自分の出来はいまいち。いいプレーが見せられなかった。でも、米子で、ホームで負けなしっていうのが良かったですね。 それもサポーターのみなさんのおかげ(笑)。

堀徹也
自分自身は絶不調。イエローをもらってしまって、カードの累積で今季が早々と終了してしまったので、 天皇杯に向けてコンディションを整えて頑張りたいと思います。

元田庄吾
勝ちたかったです。 1対1になったときに相手がループを打とうとしてキックの振りが弱まったのがわかったんで、 ちょっと体は流れてたんですけど、ループに反応出来るように片手を残してました。 ま、でも相手のミスキックがあったというのが1番ですけど。たぶん相手にとっても完全なミスキックだったと思うんで、助かりました。

実信憲明
残り10分で出て、前に行くような感じだったんだけど、ボールは足につかないし、雰囲気にも入り込めなくて、 ちょっとキツかったね。次もチャンスがあるかもしれないし、そこでしっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。

小原一展
ホームの最後で、いいゲームができたと思います。次はリーグ戦最後の試合なんで、みんなで何とか勝ちたいと思います。


写真 あと一歩。その一歩を後押ししたいとサポーターの熱い声援がピッチに送られた。 残念ながら勝利には手が届かなかったが、気迫と粘り強さを随所で見せてくれたガイナーレの選手達を 共に戦ったスタンドのサポーターが温かい拍手で迎える。結果以上の、価値ある勝ち点1。
 試合後のピッチでは「応援大感謝祭」が執り行われ、「今季東山負けなし」を支えてくれたサポーターに サイン入りユニフォームや選手の愛用品などのプレゼントが送られた。
 いい形で今シーズンのホームゲームを締めくくったガイナーレ。次はいよいよJFL最終戦だ。 相手は今節、王者HondaFCを退け、JFL初優勝を決めた大塚製薬FC。 厳しい相手だが、最後はぜひとも勝利で飾りたい。

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