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▼アウェイ特別編 vs 佐川印刷SC
4月26日(土)曇り 太陽が丘陸上競技場
京都府宇治市で行われたアウェイゲーム。今季JFLに昇格した佐川印刷SCとの1戦を特別リポートします。
 早朝、雨の米子を出発し、車で約4時間、京都府宇治市に到着した。一時、晴れ間も見られたが、試合開始直前から再び厚い雲に覆われ、時折小雨がぱらつくあいにくの天候。しかし、アウェイながらも京都府立山城運動公園太陽が丘陸上競技場には、今季初勝利を願うガイナーレサポーターが各地から集まり、熱い声援を送った。

写真島根県の永富さん
島根県の西の端から来ました。10時間くらいかかりましたね。まだ得点がないので、当然のごとく勝ち点3と得点を期待したいと思います。

写真鄭広大(チョン・カンデ)さんと滋賀朝鮮学園の生徒さん
河貴大選手とは大学の同級生です。今日は僕の教え子を連れて応援に来ました。生徒たちもサッカーをしていて勉強になると思って。貴大はガッツがある。試合に出たら、絶対ゴールを決めてくれると思います。

 試合は、立ち上がり直後の失点から、自分たちのサッカーを取り戻せないまま、前半30分に再び失点、苦戦を強いられた。プレーに精彩を欠き、何度か相手ゴールに攻めこむが、得点には結びつかない。イヤな空気が立ちこめる中、試合終了間際の81分、88分と、実信が立て続けに2ゴールを決め、同点に追いつく。サポーターも活気づき、チームも元気を取り戻したが、3点目は得られず、そのまま試合終了。勝ち点1と今季初の得点をあげたものの、望まない内容と結果に、選手たちの顔には笑顔がなく悔しさが滲んでいた。


GK 1 元田庄吾
見ての通り、ダメダメです。(ナイスセービングも)関係ないです。立ち上がりのあんなのを入れられたら、その時点で話にならない。もうこんな恥ずかしい思いはしたくないんで・・・。頑張ります。

MF 17 実信憲明
前半はすごい厳しい試合だったんで・・・2点取られたのは予想外でした。みんなで声を出して「まずは1点」っていうのがあったんで、後半頑張れたと思うんです。チームのみんなが頑張ったから、僕の得点も生まれた。マジで危なかったっすよ、ホントに。

FW 9 小林崇法
前半、フリーでヘディングを外してしまいました。あれで流れを悪くしてしまった。スイマセン。点取りたかったです。(次節は)頑張ります。

MF 10 山根伸
とりあえず結果が出たんで・・・。最低の結果じゃなくて良かったです。次ですね、次。
次は・・・よし!(気合いを入れる)

FW 13 二瀬健二
いや、今日は・・・。スイマセン。

尾形弘次郎代表
気持ちのゆるみが、前半の内容っていうかね、ああいう失点になってたと思う。とりあえず同点になって・・・という感じでしたね。JFL上位のチームでも技術的なことに大差はないんですよ。だから、気持ちをちゃんとしっかり持って集中して出来れば、前節のホンダ戦のように、負けはしたけど、すごくいい試合が出来る。逆に気持ちが入っていないと、今日みたいなとんでもない試合になってしまう。だから、気持ちひとつだと思いますよ。技術とかそんな問題じゃない。

 試合後のコメントを求めても、無言のまま足早に立ち去る選手が多かった。答えてくれた選手も、あまりの悔しさから涙で声をつまらせる場面があった。選手にとっては、敗戦にも等しい試合となってしまったが、土壇場で同点に追いついたことで次に希望をつなげたい。
 次節はアローズ北陸を迎え、松江市でのホームゲームとなる。昨季、ホームゲーム最多入場者数を誇った松江での開催だけに多くの来場が見込まれる。スタジアム一丸となった応援でぜひチームを活気づけてほしい。次節の試合では、サポーターの気持ちに答えられる素晴らしい試合をして、選手たちがみな最高の笑顔を見せてくれるに違いない。


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