ガイナーレ通信
△ガイナーレ通信トップ
▼vs 横河武蔵野FC
5月9日(日)鳥取市営バードスタジアム
開幕からいまだ勝ち星なし。チームに勝利を呼び込もうと、曇天の下、358人のサポーターが声援を送った。
写真

 厚い雲が空を覆い、強風が吹き荒れるバードスタジアム。ここまで勝ち星なしの苦しい試合が続く中で、なんとかチームに勝利を呼び込みたいというサポーターの必死の思いがピッチに向けて送られた。

写真

 試合は、前半に追い風側に立ったガイナーレが再三相手ゴールに迫る。しかし決定力を欠き、なかなか得点には至らない。逆に39分、相手チームに先制を許すと、続く41分に再び失点。後半も相手チームにペースを掴まれ、フィニッシュまで持ち込むことができない。どうしても1点が欲しいガイナーレは山崎透を前線に上げるなどしてゴールに挑むが、78分によもやの3失点目。88分、途中出場の畑野からのボールを山崎透が受け、最後は堀が倒れながらのシュート。最後の最後で意地のゴールを見せたものの、1-3でまたも勝ち点を逃した。

写真
堀徹也
正直、勝たないといけない相手だった。順位的にも力的にも。そこでやっぱり歯車が噛み合っていないところが随所にあって、点も取れてないし、失点もしているし、もうちょっとみんなでひとつになって・・もうずっと負けが込んでいるんで、みんなイライラしちゃっているところがあって、ひとつになれてないんで、気持ちを合わせて、もっとひとつになってやっていかなきゃいけないなと今日はかなり思った。気持ち的な問題なんで、そこはどうにでも修正できると思うんで、もう1度話し合って、確かめ合って、次は頑張りたいと思います。

実信憲明
1点目は俺のミスから入ったし、それで流れが悪くなったのがあるから、どうしても得点を返したいって気持ちがあったんだけど、流れを戻すことが出来なくて、点も取れなくて、悪い出来だったと思います。(前半のチャンスで)点を取れるか取れないかが重要なんで、しっかり修正していかないといけないですよね。次は、厳しい戦いにはなると思うんですけど、しっかりねばり強く戦って、早く1勝したいですね。チームのみんなもがっかりしてると思うんだけど、そこを切り替えて、頑張ってきたいと思います。

山崎透
結果は残念です。内容も、立ち上がりは良かったと思うんですけど、うちの悪いところが出て、集中に欠けていたと思うんで、そこなんですよね。(失点は)そこも集中ですよね。中盤でのミスとかもあったんですけど、僕らの守り方も悪いところがあって、基本的なところが出来ていないんで、失点したって感じですよね。(勝つためには)サッカーをやるという前の問題で、何のためにサッカーをしているのか、戦う気持ちがあるのか、もっと目的を持って取り組んだ方がいい。次の戦いもつらい戦いになるとは思うんですけど、やるしかないんで、しっかり戦ってきたいと思います。

江後賢一
玉に触れなかったですね。もっと玉に触りたいです。いい形でボールをもらえるところが少ないし、1回勝てば、流れに乗って、いいところも出てくると思うんです。僕自身もいいアシストがしたいですね。

荻野耕輔
久しぶりに試合に出られて、それは良かったんですけど。自分が入ってすぐに点を取られ・・。前に行けという指示だったんで、ヤマ(山崎透)を前線に出して、それを目がけて蹴れという指示があったんですけど、その段階でまた点を取られてしまい、ホント申し訳ないです。(少ない時間でゲームに入ることは)そうも言ってられないので、もっと頑張ってチャンスを生かして、次も試合に出られるように頑張りたいです。

岩田昌浩
決めるところで決めなかったから、それが負けの原因です。全体的にもっと運動量を上げていけばいいと思います。

元田庄吾
気持ちがまだ足りない。勝ちたいという気持ちがまだ足りないんだと思う。気持ちだよ、気持ち。

安東利典
プレーの前に、勝ちたいという気持ちが足りないのかもしれない。決めるところで決めるというのもそうだし、相手よりもがむしゃらさが足りなかったように思います。もっと危機感を持ってやらないかんな、ダメだなと思いますけどね。(このままでは)わざわざ会社を辞めて、ここまで来た意味がないんで、しっかり頑張りたいと思います。

山崎邦夫
思い通りに行かないですね。まずは点を取るとこだと思うんですけどね。最初のいいところで決めないといけない。守りも、点が取れなくても踏ん張って跳ね返さないといけないんですけど、戦術とかはね、みんなきっちり頭に入っていると思う。勝ちたいという気持ちはそれぞれあるし、みんな頑張っていると思うんですけど、最後のところで精度が悪かったり、シュートが打ててなかったりというのがあるので、やっぱトレーニングですね。あとは1人1人の気持ちと、もう1回みんなで気持ちをひとつにしてというところだと思います。


 試合終了と共に、空を仰いだ選手たち。ネズミ色の厚い雲に覆われた空を見上げながら、どんなことを考えたのだろうか。苦しいときは何も見えなくなる。どこまでも続く暗闇にいるような気持ちになる。でも、やまない雨はない。歴史を振り返っても、絶対にない。だから、走り続けてほしい。そこにきっと晴れ間が見えるはずだ。
関連HP

掲載者情報
掲載者


SC鳥取 鳥取県米子市久米町253-1 e-mail: info@sc.tottori.net
ガイナーレ通信編集部 e-mail: gaitsu@sc.tottori.net