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▼山崎邦夫・小原一展 【特別編・JFL選抜海外遠征】
今回は特別編として、JFL選抜海外遠征に参加した山崎邦夫選手と小原一展選手にお話をうかがいました。
ガイナーレからは初となるJFL選抜に選ばれた2人が、7月3日から13日までミャンマー・インドネシアでの海外遠征に参加しました。ますますパワーアップしたのか。話を聞いてみました。

試合日程・結果
2003/07/07JFL選抜2-0U-23ミャンマー代表観客20000人
2003/07/11JFL選抜0-1ペルシージャ(インドネシア)観客 5000人
2003/07/14JFL選抜4-1インドネシア代表観客 3000人


出場
山崎邦夫U-23ミャンマー代表戦84分交代出場
ペルシージャ戦先発出場・HT交代
小原一展ペルシージャ戦先発フル出場


写真1番印象に残ったことは?

山崎:やっぱり暑さですね。あと、匂いがね、日本と違った。着いてすぐのがパッと思い出しますね。

かなり湿度が高かったようですね。

山崎:そうですね。サッカーをしているときは普段から汗をかくし、そんなに気にならなかったんですけど、スーツ着て移動しているときがね。もちろん、サッカーをしているときはとんでもなかったですけどね、汗は(笑)。
小原:僕も暑さ…。やまちゃんが言ったとおりなんですけど。あと、ごはん(笑)。ミャンマーのごはんは不味すぎる(笑)。あれは食べられない(笑)。

日本食?

小原:たぶん、向こうの料理だと思う。
山崎:米がね、違う。
小原:ポップコーンの匂い(笑)。
山崎:そうそう(笑)。持ってくるのがわかるもんね、匂いで(笑)。
小原:独特なの。香辛料も使ってますよね、向こうはやっぱ。
山崎:お米もね、長細いやつなんですよ。パサパサしていて…。

試合をするまでのコンディション作りが大変だったんですね(笑)。

山崎:そうですね。ミャンマーからスタートだったんで、食事とか気候とかに戸惑いつつ。

夜に出歩いたりは?

山崎:基本的にはホテルですね。出る人もいたけど。
小原:個人的には無理ですね。怖いですから(笑)。
山崎:怖いね(笑)。
小原:1人じゃちょっと(笑)。
山崎:バスも空港からずっと白バイが先導してたもんね。
小原:ついてましたね、信号も止めて。
山崎:そうそう。信号機も止めて、ホテルからスタジアムまで行くのも。VIP待遇だったね(笑)。ホテルもかなりいいホテルだった。

向こうの方と話をしたりする機会はなかったんですか?

山崎:本当に向こうの人とっていうのはなかったですね。でも、あちらの日本人学校でサッカースクールをして、保護者の人とか子供たちと一緒にご飯を食べたりしました。

普段、敵として戦っているチームの選手と一緒にやったわけですが、どうでした?

小原:仲いいですよ(笑)。サッカーをしているっていう共通点があるから、そのへんは話しやすい。

すごいなって思った選手はいましたか?

山崎:技術はみんな高いから、みんな気持ちもあって、それぞれに印象に残ってますね。
小原:僕も、みんな技術が高いと思いました。HondaやYKKの人が多いんで、その中に僕らや他チームの人がちょこちょこ入ったって感じ。HondaやYKKのサッカーに僕らが合わせたみたいな感じでしたね。

安間監督(HondaFC・JFL選抜監督)は?

山崎:選手の1番上みたいな感じでしたね。
小原:監督らしい監督ではなかったですね。
山崎:この前までプレーされていましたからね。
小原:ミーティングが嫌いって言ってましたね。
山崎:うん(笑)。早かったね。
小原:すっごい早い。

…対照的ですね(笑)。

山崎:うん(笑)。でもね、気持ちはすっごいあるよね。戦うっていうのがスゴク感じられました。
   ランニングも一緒にされていたしね。


試合はどうでした?2人が出場したペルシージャ戦は5000人の観客だったとか…。

山崎:スタジアムも大きくてね、向こうで人気のあるチームみたいで、すごい応援もなんか…。
小原:まとまってましたね。
山崎:オレンジだったっけ?
小原:はい、オレンジ。
山崎:(タオルを持った手を広げるようにして)こう、やってました。
小原:やってましたね。
山崎:やっぱりアウェーでしたね。ジャッジもとんでもないものがあったりしてね(笑)。審判、ね(笑)。
小原:(笑)。

海外のチームとの対戦はどうでした?代表チームとの試合もありましたが。

小原:レベルはそんなやれないこともないレベルだったんで、「海外のチーム」という感じではなかったですね。
山崎:僕らが一緒に出たときのチーム(ペルシージャ)は、速いチームだったからね。
小原:1番すごかったですね。
山崎:最終戦の相手なんかはね、見てたら…。
小原:あんまり強くなかったですね?
山崎:うん、やっぱり雰囲気とかに呑まれずにきちんとできたら、やれるかなって感じですね。

今回の遠征で学んだことはありますか?

山崎:やっぱりゲームになると、向こうはお客さんが来ている分本気だしね。試合が終わってから物が飛んできたりもするし、見る人が本気で応援してるから、選手も本気で潰しにくるし、そういうとこでやろうとすると技術ももちろん大事なんだけど、気持ちがやっぱり大事で…「負けない」っていう気持ちが。
小原:僕も一緒ですね。
山崎:Hondaの選手はやっぱり戦えるんだよね。
小原:戦えますね。
山崎:すごかった、YKKの選手も。技術云々じゃなくて。
小原:気持ち、ありますよね。
山崎:強いし、がむしゃらに行けるし。

今後のサッカーに生かしていこうと?

山崎:そうですね。まずは「勝つ」という気持ちを出すことが1番ですね。
小原:僕はずっとSCで、他のチームの人と混じってやったことがなかったし、対戦相手ではあったけど、一緒にやってみて学ぶべきところがあって吸収したものをチームで生かせればと思いますね。

最後に、後期に向けて、意気込みを聞かせて下さい。

山崎:全部勝つつもりで、気持ちを全面に出して、戦う姿勢で臨みたいと思います。
小原:前期やって、相手のチームもSCに対して「勝ち星が取れる」と思ってはいないだろうし、警戒してくるところもあると思うんで、僕らもそこを気持ちで負けないようにして、勝ちたいと思います。

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