佐川急便東京SC vs SC鳥取 13:00キックオフ 味の素スタジアム 主審:大岩真由美、副審1:南浩二、副審2:木川田博信、4審:加藤武宏 天候:晴、気温:18℃、湿度:40%、風:弱、ピッチ状態:全面良芝
佐川東京−SC鳥取 前半 1−0 後半 0−0 合計 1−0
得点者 佐川東京:No.11池田昌広(’25) |
スターティングメンバー
10山根 11西村
18江後 14堀 7山崎
33中垣 2安東
19田村 3山村 26佐藤
37三好 |
交代 ’72 10山根out 9小林in ’78 33中垣out 17実信in
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晴天の味の素スタジアムで迎えた今期JFL開幕戦は、SC鳥取吉川監督、佐川東京田中監督、主審大岩真由美さんそれぞれのJFLデビュー戦となりました。しかし、そのような初々しさはキックオフの笛とともに吹き飛び、厳しいゲームが展開されました。 互いに前線へのロングボールを多用し、そのこぼれ球を中盤の選手が前向きで拾って攻撃を組み立てていこうとしますが、15分頃からターゲットとなるツートップの差が試合の流れを佐川東京側へと引き寄せました。佐川東京のツートップは身長188センチ、190センチ。ガイナーレディフェンダーも必死に競り合いますが、次第にラインが下がり空いたスペースを佐川東京に支配されてしまいます。そこからゴール前まで侵入を許し決定的な場面を何度も作られますが、体を張ったディフェンスで簡単にはシュートを打たせません。しかし、25分に無理な体勢からの不用意なファウルによりゴール正面20メートルでフリーキックを与えてしまいます。狙うのは昨期の東山でも先制ゴールを決められたNo.11池田。前回とはコースは違いましたがまたも見事なシュートを決められ0−1とされます。その後も前半は終始佐川東京ペースで試合は進みました。最大のチャンスは前半終了直前。No.18江後の突破からNo.10山根がシュートを放ちますが相手ディフェンダーに当たりゴールなりません。 打って変わって後半の展開を決定づけたのは運動量の差。強い日差しの中でのゲームに両チーム消耗していく中、ガイナーレの運動量が佐川東京を上回り、中盤でのルーズボールを拾う機会が増えます。そこから左サイド江後の突破へ結びつけて相手ゴールに迫りますが、深い芝に足を取られドリブルやラストパスの精度を欠きシュートを打つことが出来ません。終盤にNo.9小林、No.17実信を投入し更にボールの支配率を上げましたが決定的な場面を作るまでにはいたらずゴールをあげることは出来ませんでした。 スタンドにはガイナーレサポーターや選手スタッフの友人・知人、前日の練習会場でお世話になった田無工業高校サッカー部の方々が応援に駆けつけ、その数は100名程度。味の素スタジアムの屋根に反響するその声援はホームゲームでの応援にも引けを取らない力強いものでした。 次節は地元米子東山でのホームゲーム開幕戦。2005ガイナーレと吉川監督の初勝利のために、スタジアムでの声援をよろしくお願いいたします。
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【吉川監督コメント】 90分間全員がチームの勝利のためにハードワークをしてくれたが、その中で攻撃の形を作ることが出来ず、得点することが出来なかったのが残念だ。 しかし、これまでのトレーニングマッチでは見ることの出来なかった勝負への執着心とそこから生まれる粘り強いディフェンスが出来たことは収穫だった。この姿勢を維持して次節ホーム開幕戦にチーム一丸となって臨みたい。
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