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岡空小児科医院の先生とお話したいかたはお気軽にどうぞ! |
最近、「医療の不確実性」という言葉を耳にしますが、どういうことなのですか?
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とても良い質問を頂きました。 医療は数学ではなく、アートであるともいわれますが、いくら医学が進歩しても、100%確実な診断や治療、経過予想はあり得ないということです。 人体はわからないことが多く、現代医学も正しいとは限らないのです。 また、患者さんの個人差も大きいので、結果がどうなるかは正確に予測できない。 医師による見解の差もある。 しかも死亡まで含めた様々なリスクがある。 正解が一つに決まらない中で、最善の道を探るには、医療を受けないことを含めた複数の選択肢から患者さん自身が選ぶしかないのです。 「医療の不確実性」を患者さん、医療者ともに認識し、十分な説明と同意の元に患者さんに治療方針を選択していただくこと(インフォームド・コンセントとインフォームド・チョイス)が大切になってきます。
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