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岡空小児科医院からのおしらせ・最新の情報・ニュースなど |
AI搭載インフルエンザ検査医療機器『nodoca』です!
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岡空小児科医院では、痛くないインフルエンザ検査を導入しました。 通常インフルエンザの検査は比較的柔らかい綿棒を鼻腔(鼻の中)に挿入して、鼻汁を採取し、インフルエンザウイルスの有無を迅速キットで判定します。 5分程度で診断できるので、とても便利ですが、難点は検体採取の際の疼痛です。 検体採取の際の疼痛を回避するため、痛くないインフルエンザ検査(nodoka)を導入いたします。 これはAI技術を駆使した画期的な機器「nodoca」と言います。 原理はインフルエンザに罹患した際、特有の咽頭の変化をAIが分析し、迅速かつ正確な診断を支援するものです。 以下に、その特長と利用方法についてご説明します。
1 「nodoca」による診断方法 インフルエンザウイルスに感染すると、初期段階で咽頭に特徴的な変化が現れます。 これを「インフルエンザろ胞」と良い、小さな粒々が認められます。 しかし、これらは肉眼では判別が難しいため、nodocaがその役割を担います。 検査の流れ:問診聴取、次に咽頭の写真を撮りその画像をAIが分析します。インフルエンザろ胞の特徴と一致するかを数秒で判定し、最終的に総合的な判定を下します。
2 「nodoca」の優れた特性 メリット:喉の写真撮影による検査ですので、鼻に綿棒を挿入することがない、痛みを伴わない検査です(なお、正確な画像を得るために通常舌圧子を用います)。 早期検出:発症12時間以内であっても、従来のインフルエンザ抗原検査キットと比較して高い検出率を示します。 実際の使用経験では、発熱からわずか2〜3時間で検出した例や微熱での検出例もあると報告されています。
3 検査の適応 適応年齢:一般的に6歳以上で使用可能です。 早期検査:症状が出始めて12時間以内の場合、nodocaの使用が有用です。 12時間超過時:感度の高い通常の抗原検査を基本としつつも、鼻の検査が苦手な(いやだ)方にはnodocaを選択肢として検討できます。。
4 注意していただきたいこと 型の判定不可:インフルエンザウイルスの有無は判定可能ですが、A型かB型かの区別はできません。 診断精度:精度は100%ではなく約80%程度ですが、従来の抗原検査と比べても劣ることはありません。
公表文章URL:https://publication.data-anonymization.jp/3110410846/information.pdf
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