|
岡空小児科医院からのおしらせ・最新の情報・ニュースなど |
禁煙を決意されたかたを対象に「健康保険による禁煙外来」を、平成18年(2006年)10月1日からはじめています。
|
たばこの有害性は,今や明白です。 喫煙は、肺癌や心臓病など多くの疾病の危険因子であることが認められています。 最近の研究で、喫煙者と非喫煙者の平均寿命には約10年の違い(もちろん、非喫煙者が長生きします)があることが分かりました。 喫煙者自身が吸う煙(主流煙)はもちろんのこと、火のついたたばこの先から立ち昇る煙(副流煙)にも発ガン性のある有毒な化学物質が数多く含まれており、喫煙される本人だけではなく周囲の人々の健康にも影響を与えます。 特に小さな子ども達への影響は甚大です。 平成18年(2006年)6月1日からニコチンパッチ(はり薬)を含む禁煙治療が保険適用になりました。 当院でも、ご自身の健康のため、愛しい家族のため、そして周囲のみんなのために禁煙を決意されたかたを対象に「健康保険による禁煙外来」を、平成18年(2006年)10月1日からはじめました。 これは、喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、「ニコチン依存症」という病気としてとらえ、必要な治療を行うという考え方です。 たばこをやめたくてもやめられない方に、禁断症状を軽くするニコチンパッチ(商品名:ニコチネルTTS30,ニコチネルTTS20,ニコチネルTTS10)を使用します。 以前は、健康保険適応外であり、全額自費でした。 12週間の標準的な治療(5回受診)だと、診察費と薬代をあわせますと36,500円(当院)もかかりました。 ただし、喫煙指数(1日喫煙本数×年数)が200以上の方のみが、健康保険を用いた診療が可能です(例:たばこ1日20本、10年間)。 初診から12週間(約3ヶ月)の間に、合計5回(初回、再診4回)まで健康保険を使って禁煙治療ができます。 初診から12週間経過後も禁煙できない場合は、その後自由診療(自費診療)になります。 なお、禁煙に再挑戦したい場合、ニコチンパッチを使った保険診療は、初診から1年が経過しないとできません。 ただし、内緒ですが、他の診療所に変われば保険診療を使えます。 初診時は少し時間がかかる(15〜30分程度)ため、当面は予約制(患者さんの少ない時間帯)にしたいと思いますので、御協力よろしくお願いします。 費用は、12週間の標準的な治療(5回受診)でも診察費と薬代をあわせて、2割負担だと、1万円以下です。 自費診療(36,500円)に比べ5分の1の費用ですみます。
健康保険による禁煙外来 一般的なスケジュール、診察内容、受診日、経過、費用の概算などです。 なお、処方内容によっては費用が変わってきます。
初回:詳しい問診、診察、呼気CO濃度測定、ニコチンパッチ(大)14枚 初診料+ニコチン依存症管理料+処方料+薬剤料+薬剤情報提供料 3370円(3割負担) 2250円(2割負担) 初回は詳しくお話ししますので、約30分かかります。
2回目(2週間後):お話、(診察)、ニコチンパッチ(大)14枚 再診料+ニコチン依存症管理料+処方料+薬剤料 2750円(3割負担) 1840円(2割負担) 特に問題なければ、10分程度で終わります。
3回目(4週間後):お話、(診察)、ニコチンパッチ(中/小)14枚ずつ 再診料+ニコチン依存症管理料+処方料+薬剤料+薬剤情報提供料 4160円(3割負担) 2770円(2割負担) 特に問題なければ、10分程度で終わります。
4回目(8週間後):お話、(診察)、処方なし 再診料+ニコチン依存症管理料+処方料 920円(3割負担) 610円(2割負担) 通常、今回はニコチンパッチの処方はありません! がんばろう!
最終回/5回目(12週間後):経過、(診察) 再診料+ニコチン依存症管理料 910円(3割負担) 610円(2割負担) よく頑張られました! 今回で禁煙指導は終了します。 卒煙証書(下記)授与! 引き続き、禁煙を継続しましょう! |
|
|
|
|
|
|
|
|
Counter:07900
|
|