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岡空小児科医院からのおしらせ・最新の情報・ニュースなど |
鳥取県西部医師会一般公開健康講座、第5回に講演しました。 題名は『知っておきたい、子どもの風邪(感染症) うそ? ほんと?』です。 来場された方にだけ本当の話を教えます。 参加された方は20名ばかりでしたが、何とか真意が伝わったでしょうか? 解説した内容も載せましたので、是非ご覧ください。
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鳥取県西部医師会 一般公開講座 平成23年9月15日(木) 米子文化ホール イベントホール 演題 知っておきたい「子どもの風邪(感染症) うそ? ほんと?」 境港市、岡空小児科医院 院長 岡空輝夫
風邪と人間との戦い・・・小説ならおもしろいのですが、自分の子ども、ましてや生まれて間もない赤ちゃんが風邪を引いたら、もうどうしてあげたらいいのか? 心配でたまらないのは当然です。 そんな時に慌てなくてすむように、ちょんぼし勉強しませんか? ご来場の方にだけ、ほんとの話を教えます。
講演会、特に商売がらみの講演会は、聴衆を不安に駆り立てて、行動を起こさせようとします。 いわゆる「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」や霊感商法、ある意味テレビショッピングも同じです。 数量限定とか今だけだとか、あなただけの特典などという謳い文句・・・ では、健康関係ではこういうことはないのか? 実はあります。 例えば、リンゴダイエットとかバナナダイエットなどみのもんたさんがテレビで紹介するとスーパーマーケットからリンゴやバナナが急になくなったりしますよね。(笑い!) また実際の医療現場でも、「(内心は必要ないのだけど)念のために、検査しましょう!」 「(内心は・・・)念のために、この薬を出しておきます!」と言われると、必要のない(と思われる)検査や投薬も受け入れてしまうのが、人の本質なのですね。 必要ないのなら、検査も薬も要らないはずなのですが、何故そうなるかというと、「結果はどうあれ、行動しなかった時の後悔は行動した時の後悔より大きい」という人間の本能(本性)があり、医者も患者さんも検査や投薬を喜ぶのです。 しかしながら、「軽薄な頭脳から生じる検査の洪水(と投薬の嵐)」という有名なお医者さん(岡空追加)の言葉があります。 今日のお話は皆さん方を不安に陥れて、○○小児科医院に来なくちゃ行けない!というような詐欺商法はいたしません。 大半は心配ないから来なくて良いよというお話です。 だだ、それだけじゃ、おまんまの食い上げですので、ほんの少しだけ、こんな時は遠慮なく来てね!という話をさせて頂きます。 最初に、医療の目的について、皆さんといっしょに考えていこうと思います? 医療の目的、患者さんが医者に望むものは何でしょう? 自由にご発言ください。 医療の目的を踏まえた上で、次に○×形式のクイズをやってみましょう! 医学は自然科学の分野であり、常に科学的な心で実際の診療を行うべきですが、数学や物理学とは違い、答えは必ずしもひとつではありませんし、実際に行った医療行為が正解の時もあれば、大失敗の時もあります。 したがって、これから行う○×クイズも、必ずしも正解はないのかもしれません・・・
問題1 子どもの39度の発熱は脳に来たら大変なので、すぐに解熱剤を使って、熱を下げなければならない。
答え ×でしょう・・・ 熱が出る(発熱)の理由 1)感染免疫能の増強 抗体・サイトカイン産生増加、Tリンパ球賦活、好中球走化性促進、貪食作用亢進、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の刺激など・・・ 2)細菌・ウイルス増殖を抑制 すなわち、発熱自体がウイルス・細菌排除に有益であるため、解熱剤によって発熱を抑えることは感染症の治りを悪くする。 ただし、発熱は頭痛などの疼痛を引き起こし、全身倦怠感、活動性の低下、食欲不振などの症状を出現されるため、「痛みをとる」ことは医療の本質であるので、飲めない、食べられない、動けない、眠れないなどの症状がある場合、解熱剤を使用することは、少なくともこれらの症状を緩和させるので、解熱剤使用のメリットとデメリットをよく考えた上で使用するのは間違いではないと思います。 結論としては、少なくとも子どもが発熱したらすぐに解熱剤を使用するという行動は感染症の治療の面からも不適切であり、問題1に対する正答は×であると思います。
問題2 子どもの風邪の多くはウイルスが原因であり、抗菌薬(いわゆる抗生物質)は無効である。
答え ほとんどの場合、○ですね! 人間に風邪症状(発熱、咳、鼻水など)を起こすウイルスや細菌は200種類以上あり、そのうちのほとんど(95%以上)はウイルスだと言われています。 インフルエンザに対してはタミフルなどの抗インフルエンザ薬が多少効果はありますが、その他のほとんどのウイルスに対して有効な薬はありません。 また、細菌感染症には抗菌薬(抗生物質)が有効ですが、正確な診断と正しい使用がなされなければ、意味がありません。 子どもの風邪の多くはウイルスが原因であり、ウイルス感染症には抗菌薬は無効ですので、問題2は○が正解です。 ちなみに抗菌薬が有効な風邪としては、溶連菌感染症(主な症状は発熱と咽頭痛であり、咳はない、幼児・学童に多く、ペニシリン系抗菌薬が有効)、百日咳(数週間以上続く激しい咳、三種混合ワクチン未接種が多い、マクロライド系抗菌薬が有効、乳児が罹患すると死亡することもある)、マイコプラズマ感染症(発熱と咳、学童期に多く、マクロライド系抗菌薬が有効、ただし耐性化もある)くらいです。
問題3 私は竹下景子さんの大ファンですが、早めのパブ論って、全くの嘘である。 風邪を引いた時に「風邪薬」を飲んでも、風邪を早く治すことはできない。
答え 多分、○です。 昔は「くしゃみ3回、ルル3錠!」が定番でしたが、今は「早めのパブロン」または「鼻には黄色の便座、のどには銀の便座、熱には青の便座」です・・・笑い! こういった「総合感冒薬」(そうごうかんぼうやく)とは、頭痛・発熱・のどの痛み・筋肉の痛み・咳・くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどといった、いわゆるかぜ症候群の諸症状の緩和に効果を出すように解熱剤(解熱鎮痛剤)と鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤などを複合した医薬品です。 抗菌薬や抗ウイルス薬とは違いますので、風邪自体を早く直すことは出来ません。 また、小児科で処方される「風邪薬」はそれぞれの患者さんにあわせた、いわゆるオーダーメイドの風邪薬(中にはワンパターンのお医者さんもいますが・・・内緒!)ですが、本質的には、市販の「総合感冒薬」と大差はありません。 設問2の繰り返しになりますが、小児期に多いウイルス性の風邪に有効な薬はありません。 私たちの日々の生活が警察・自衛隊などによって守られているように、人間の身体も免疫機構により、ウイルスや細菌などの外敵の侵入を防いでいます。 すなわち、風邪という外敵の侵入に際して、わざと体温を上げて(発熱)、咳や鼻水という防衛反応で、外敵の戦いを有利に進めようとしているのです。 したがって、そのような場合、熱を下げ、咳や鼻水を抑えることは病気をかえって長引かせるかもしれないということを認識する必要があります。 竹下景子さんや仲間由紀恵さんは大好きですが、やはり、「早めのパブ論」や「のどには銀の便座」と広告し、いかにも早く治るようなコピーは嘘です!(笑い!) ただし、仕事を休んで、早めにパブ論を飲んで睡眠を十分にとれば、結果的に風邪は早く治る可能性はあります・・・そう言う意味では、早めのパブ論は嘘じゃないかも? じゃあ×かあ?
問題4 子どもが嘔吐下痢症(正式には感染性胃腸炎)になり、急に嘔吐した場合、脱水症になると大変なので、吐き気止めの座薬を使うべきである。
答え 夜間に急に嘔吐して、救急病院を受診すると大抵の場合は吐き気止めの座薬が使われますが・・・本当に正しい医療行為なのでしょうか? 感染性胃腸炎の時は、病気を早く治すために胃の中の食べ物は吐き出し、腸内のものは下痢をして早く体外へ出そうとします。 例えば、農薬入り(ヒ素入りでも同じ)の食品(カレー)を食べたと仮定してください。 当然のごとく身体は吐き気と腹痛などの症状を呈しますが、あわてて救急病院に駆け込み、吐き気や下痢を止める治療を行えば、毒である農薬(ヒ素)は体外に排出されず、かえって病状を悪化させます。 まずは吐くだけ吐いて、(下痢便を)出すだけ出せばよいのです。 口に指を入れてまで無理矢理に吐かせる必要はありませんが、幼児以降であれば、吐きたければ吐いても良いことを伝え、洗面器などを用意して、手を握ってあげ、背中をやさしくさすってみてはどうでしょうか? すなわち、一度(や二度)吐いたからといって、慌てて救急病院に駆け込み、吐き気止めの座薬を入れて、点滴をする必要性はほとんどありません。 一般的には、1〜2度嘔吐したあとは下痢になり、少しずつ食欲も出て、自然に治ってきますので、病院や診療所の通常の診療時間帯に一度は受診して、診断名を確定してもらえば十分だと思います。 ただし、何度も吐き続ける、嘔吐物に血が混ざる、下痢がひどい、下痢便に血が混ざる、水分も全く受け付けない、元気なく、ぐったりしている(眠たくて寝ているのとは違います!)などの場合は深夜でも救急病院受診をお勧めします。 すなわち、設問4の答えは×です。
問題5 子どもが嘔吐下痢症(正式には感染性胃腸炎)になり、嘔吐のあとに下痢便が出た場合、脱水症になると大変なので、下痢止めを服用させるべきである。
答え 設問4と同じく、大抵の場合は×です。 小児の感染性腸炎の場合、最初は腹痛、吐き気で発症し、1〜2回嘔吐したあと、下痢になり、排便後は吐き気も収まるのが普通です。 そうなれば、水分摂取はもちろん、少しずつ食事もとれるようになってきますので、単に脱水症予防のために下痢止めを服用させることはありません。
問題6 子どもの中耳炎は一度なると癖になる。
答え ×です。 「子どもの中耳炎や鼓膜切開って癖になるって本当ですか?」と親御さんによく訊かれます。 癖になるのと、繰り返すとはちょっと違います。 3つの意味があります。 (1)2歳くらいまでは普通児でも急性中耳炎罹患年齢です。 急性中耳炎が一回一回きれいに治っても、また数か月後に起こりやすい。 特に2歳以下の子どもは今まで既往がなくても急性中耳炎になりやすいのです。 それはなぜかと言えば、喉と耳をつなぐ耳管という器官があります。 大人は細くて長く、普段は閉鎖していますが、子どもは相対的に短く、太く、容易に開通します。 超高層ビルで高速エレベーターに乗った時に耳が痛くなると思います。 その際にあくびか鼻をつまんで息むと痛みは消えます。 耳管が開いて、外気と鼓室(中耳内)との気圧が同じになり、耳の痛みが消えるのです。 2歳くらいまでの子どもは風邪を引いて、喉や鼻に痰や鼻水があると耳管を通じて鼓室に炎症が及び中耳炎をお越しやすいのです。 (2)滲出性中耳炎から反復性中耳炎になりやすい場合。 滲出性中耳炎とは鼓膜の向こうの中耳の中に浸出液がたまって、耳が聞こえにくくなっている、あるいは音を伝える鼓膜の動きが悪い状態です。 滲出性中耳炎で中耳の粘膜が病的になっていると炎症を起こしやすくなります。 普通の子どもさんなら、たとえ耳管経由で細菌や病原体が鼓室(中耳)に入ってきても、健常粘膜ならそこで殺菌することもありますが、病的になった滲出性中耳炎の鼓室内(中耳内)粘膜は、細菌感染して炎症を起こして反復性急性中耳炎になりやすいのです。 (3)親御さんが特に気をつけて、風邪症候群や鼻水が出るたびに耳鼻科に来るという良い習慣になっている場合。 (耳鼻科の先生の言い分です) 子ども、特に2歳以下は解剖学的に中耳炎になりやすい構造になっており、一度中耳炎になったからといって中耳炎や鼓膜切開が癖になることはありません。 したがって、答えは×ですね。
問題7 溶連菌感染症は怖い病気であり、抗菌薬(抗生物質)で治療しなければ、治らない。
答え 予想通り×です(笑い!?)。 溶連菌感染症は抗菌薬のない時代は自然経過に任せるしかありませんでした。 当時は膿瘍や乳突峰巣炎、猩紅熱などの重症化を来たすことや、リウマチ熱や急性腎炎などの合併症を生じる場合もありますが、ほとんどの場合は子ども自身の免疫機構の働きで自然に治っていきます。 設問1〜6でも述べたように、人間にはきちんと免疫能という防衛機能があります。 抗菌薬の歴史はやっと50年位なもので、人間は何万年という長い間、多くの感染症を自らの免疫能で克服してきました。 局所的な溶連菌の感染症もほとんどの場合人間の免疫能で克服してきました。 同じように多くの副鼻腔炎や中耳炎も本当は抗菌薬なしでも治癒可能なことが多いのです。 もちろん、ペニシリンGやワイドシリンなどの有効な抗菌薬を使用すれば、一両日中に溶連菌は駆逐され、治癒へと向かいます。 ただし、数日の短期間治療だと残っていた溶連菌が再び増殖する危険性があるので、10日間程度の服薬が望まれます。 すなわち、溶連菌感染症に対する抗菌薬投与の理由は1)重症化の防止、2)合併症の予防、3)早く治すという3点ですので、抗菌薬を内服しないと治らないという訳ではありません。
問題8 Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンは突然死などの重篤な副作用は全くの偶然生じたこと(有害事象)であり、生後2ヶ月になったら積極的に接種すべきである。 また同時接種も全く問題はないので、どんどんやるべきである。
答え 間違いなく○です。 Hibや肺炎球菌が原因となる恐ろしい病気に乳児期の細菌性髄膜炎があります。 日本全体でHib髄膜炎は年間600例前後、肺炎球菌髄膜炎は300例前後発生すると言われています。 しかも発症する時期は生後2ヶ月頃の赤ちゃんくらいから出始めて、生後6ヶ月までにHib髄膜炎は全体の13%(600×13%=78例)、肺炎球菌髄膜炎は23%(300×23%=69例)、1歳までにHib髄膜炎は46%(600×46%=276例)、肺炎球菌髄膜炎は55%(300×55%=165例)という事実があります。 生後2ヶ月からすべての乳児がHibと小児用肺炎球菌ワクチンを接種するようになったら、細菌性髄膜炎は年間数例程度に減少すると予想されます。 さらに両方のワクチンを接種している乳児は髄膜炎の危険性は格段に低くなりますので、例え夜間に発熱した場合もとても安心であり、必要のない小児救急患者は減少します。 すなわち、子どもは病気にならない、保護者も不必要な心配しなくて良くなる、さらに小児科当直医(そして開業医も)も寝不足から解放されます。 医療費も削減され、その分、東日本震災復興に役立てることが出来ます(えへへ・・・)。 本当の副反応と有害事象の違いについて述べます。 副反応とはワクチン接種に伴う、免疫の付与以外の反応を指しますし、有害事象とは接種者に発生した好ましくない事象で、因果関係の有無は問わないのです。 したがって、下記の1〜5は副反応ですし、6〜10は有害事象ですが、実際はワクチン接種とは関係ないことが多いと考えられます。 本当の副反応 1.麻しんワクチン接種10日後の発熱、発疹 2.DPT(三種混合)ワクチン接種後の接種部位の発赤、腫脹 3.インフルエンザワクチン接種翌日の微熱、倦怠感 4.BCG接種1ヵ月後の腋窩リンパ節腫脹 5.OPV(ポリオ生ワクチン)接種後の永続的麻痺(VAPP) 有害事象(おそらくワクチン接種とは無関係) 6.ワクチン接種後に大泣きしての泣き入りひきつけ 7.ワクチン接種後に玄関で転んで頭部打撲 8.ワクチン接種後に交通事故で重傷 9.ワクチン接種数日後の突然死(SIDS) 10.日本脳炎接種後に発熱・頭痛・けいれん(ADEM)
問題9 スギ花粉症や気管支ぜんそくも身体の防衛反応による症状なので、薬で治すべきではない。
答え これは×です。 スギ花粉が飛散する2月〜4月にかけて、突然のくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどで発症するのが、「スギ花粉症」です。 健康な人は、スギ花粉を吸い込んでも、敵として認識しませんので、無視します。 すなわち、症状は出ません。 しかし、スギ花粉症の患者さんは本来ならば身体にとって無害なスギの花粉に対して、「敵が来た! 大変だ! 追い出せ〜!」という過剰な反応をします。 口腔から気管に入って来た花粉をくしゃみ/鼻水/咳などで追い出そうとします。 目に入った花粉を涙で追い出そうとします。 無治療のままだと、スギ花粉が侵入する限り症状が続きます。 治療方法は、1)スギ花粉が飛散しない地域(例えば沖縄など)に一時避難する、2)スギ花粉を侵入させない(外出しない、マスクや眼鏡の着用など)、3)抗アレルギー薬による治療(内服、点眼、点鼻など)を行うなどがあります。 無治療で放置したら、どうなるかって? 何年かして、自然治癒力で治っていく場合もあるでしょうが、年余にわたって症状が続き、特に気管支喘息の場合は気管支自体が不可逆的変化(治療しても治らない変化)を生じ、重症喘息発作を来たし、命を奪われかねない状況になります。 したがって、花粉症や気管支喘息などのアレルギー疾患は早期治療(早めのザジ点?)が有効です。 特に乳幼児期のぜーぜー(喘鳴、ぜんめい)はロイコトリエン拮抗薬(オノン、シングレア、キプレスなど)で加療すれば(早期介入と言います)、その後の喘息への進展を防ぐことが出来ると言われています。
問題10 何時間も待って病院を受診し、診察してもらった時、たくさん検査してもらい、山ほど薬を出してくれる先生が良いお医者さんであり、丁寧に診察はしてくれたが、検査や薬は必要ないと言われ、手ぶらで帰すような先生は良い医者とは言えず、二度とかかりたくない(笑い!)。
答え 正解はありません。 むしろ、本日ご参加の皆様の本心をお聴かせいただければ幸いです。
最後に、医療の目的について、皆さんともう一度考えていこうと思います? 医療の目的、患者さんが医者に望むものは何でしょう? (1)出来るだけ早く、患者さんの苦痛を取ること。 (2)出来るだけ早く、患者さんの病気を治すこと。 (3)出来るだけ早く、患者さんの社会復帰を実現させること。 (4)患者さん本人はもとより、保育者や介護者へも安心感を与えること。 (5)その他 上記の医療の目的を果たすために、どうすれば良いのでしょうか? これこそが、私たち医療人に求められていることです。
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