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母乳栄養児ビタミンK2シロップ投与外来
 母乳栄養児のビタミンK2シロップについて、生後3ケ月まで、合計13回のK2シロップ投与をお薦めします。 産科医院を退院された母子の方は生後2週の時点で、当院を受診してください。 自費ではありますが、あとの10回分のK2シロップをお渡しします。 また、同時に予防接種やその他の心配事についても、ご相談に乗りますので、安心してご利用ください。


母乳栄養児のビタミンK2シロップ追加投与について
(母乳栄養児ビタミンK2シロップ投与外来)

 母乳栄養児のビタミンK2シロップについて、生後3ケ月まで、合計13回のK2シロップ投与をお薦めします。 産科医院を退院された母子の方は生後2週の時点で、当院を受診してください。 自費ではありますが、あとの10回分のK2シロップをお渡しします。 また、同時に予防接種やその他の心配事についても、ご相談に乗りますので、安心してご利用ください。

母乳栄養児ビタミンK2シロップ投与外来
休日の翌日を除く、毎週火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、午前11時〜11時30分
前日までに、お電話(0859-47-1234)で「K2シロップ外来予約」と、お伝えください。 
当日は11時に、お母さんだけ受診してください。 診察希望の場合は赤ちゃんもお連れください。
K2シロップ追加投与の必要性および今後のワクチン接種について説明します。
料金はK2シロップ含め1000円(消費税込み)です。 母子手帳と保険証を持参してください。

投与必要性の理由:日本ではビタミンK欠乏性出血症を予防するために、1989年より@出生時、A生後1週(産科退院時)、B1か月健診受診時の3回、ビタミンK2シロップ1ml(2mg)を経口的に投与が推奨されています。 ところが、現行の3回投与では、頭蓋内出血をおこす事例があることがわかりました(1999〜2004年の間の発症頻度は出生10万人に対して1.5人)。 EU諸国の調査によると、日本と同様の3回の投与では頭蓋内出血の発症が出生10万人に対して0.44人みられた一方で、週1回投与された乳児からは頭蓋内出血は1例も発症していませんでした。
したがって、生後3ケ月まで、合計13回のK2シロップ投与をお薦めします。

当院が推奨するビタミンK2シロップ投与スケジュール
@出生後         産科で投与のはず   *@ABCD回目までは全員に投与。
A生後1週(産科退院時) 産科で投与のはず
B生後2週        当院で10回分のK2シロップを渡します。
C生後3週
D生後4週(1か月健診) 産科で投与のはず
 人工栄養(ミルク)の場合は、以降の投与は中止してもよいと思われます。
E生後5週 F生後6週 G生後7週 H生後8週(2か月) I生後9週 J生後10週 
K生後11週 L生後12週(3か月)

           平成27年10月 岡空小児科医院 岡空輝夫 
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