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岡空小児科医院では帯状疱疹ワクチン「シングリックス」の接種を始めます。
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岡空小児科医院では帯状疱疹ワクチン「シングリックス」の接種を始めます。
帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウィルスによっておこる病気で、顔面や頭皮、背中や脇腹、太ももなどに痛みを伴う皮膚病変を生じます。 水痘帯状疱疹ウィルスは、小児期において初めての感染で、「水ぼうそう」を起こしますが、治った後も神経節に潜んでいます。 高齢になり何らかの原因によって免疫力が低下すると、ウイルスが活性化し帯状疱疹を発症します。 早めに 抗ウィルス薬の注射か内服を行えば後遺症も軽くすみますが、発見が遅れ治療開始が遅れると皮膚病変や神経痛が残ります。 帯状疱疹自体が治った後も、後に続く痛みのために、うつ状態になる、あるいは認知症が進行するなどの要因となりまねません。
帯状疱疹ワクチン「シングリックス」は、2020年1月に発売された新しいワクチンで、帯状疱疹の発症を予防する効果があります。 臨床試験の結果によると、有効性は50歳以上で97.2%、70歳以上では89.8%でした。 主な副作用は注射部位の疼痛、発赤、腫脹など、一般的なワクチン注射の際に見られるものでした。
帯状疱疹ワクチン接種の対象者は50歳以上の成人になります。 帯状疱疹ワクチンは2か月間隔で2回接種（筋肉注射）必要があります。 2020年5月現在、境港市での帯状疱疹ワクチン接種に公的な補助はありません。 全額自費で1回 25000円の費用（2回の合計で、50000円）がかかります。 ご相談あるいは接種ご希望の方は、院長またはスタッフまでお問い合わせください。
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