鳥取県内では、若者が考える地域づくりのプロジェクト準備委員会、「U(アンダー)-35(35歳以下の若者)」を立ち上げ、この度、初会合が開かれた。
JAPROスタッフの一員でもある同委員会、委員長の吉田慎吾(JAPRO企画・デザイン担当)は、 「地域おこしは自分にとって特別なことではなく、仕事上でも日常の生活でも自然に関っていること。地域に育ててもらった年代を経て、今度は貢献できる年代になった。」 「責任は大きいが、自分たちにしかできないことを企画立案していきたい。」と、今後の活動への意気込みを語っている。
吉田の言う「仕事でも日常でも・・・」の意味するところは、 例えば、自治体ホームページを立上げる際、観光PRを目的とするのか? それとも住民のための情報を発信するのか? 本当に役立つ情報は何か?を、まず第一に考え、その上で、高齢者が多い自治体の住民向けページであれば、高齢者には、どのようなページが利用しやすいか・・・などを地域住民の立場に立って企画する。これが仕事を通じてできる、地域おこしの一部である。
また日常では、地元商工会のイベントへの参加や、会社の枠を越えた地元クリエイターのイベントの幹事・盛り上げ役も買って出るなど、そのひとつひとつが、いい経験になっている。
そんな経験や出会った人たちとの連携が、U-35の活動に多いに役立ってくれることを期待したい。 |