「インターネットは地域情報の発信媒体として、どのくらい機能しているのだろうか」常に自問自答を続けながら、日々、地域行政ホームページ自動生成システムの開発に携わっている。そんなおり、鳥取県西部で震度6の大地震が発生した。震源地の真上ともいえる西伯町のホームページへ、地震直後からアクセスが殺到。全国からの心配の声、励ましの声が次々と伝言板やメールに入ってきた。一方、JAPROホームページ自動生成システムを利用して、西伯町からはきめ細かな災害情報を発信しつづけた。インターネットは、現地と全国を結ぶ「赤い糸」としてしっかりと機能していることを確信するとともに、次期システム開発への熱い思いが込み上げてきた。 |