JAPROでは「広域連携」っていうキーワードがずっと気になっている。暇があればコーヒーブレイクがてら「地域起こしブレスト」をやっている。そんな日々の中でJAPROが手掛けた広域連携サイトも徐々に増えてきた。一番最初に手掛けたのは「ZIT・鳥取県ジゲ起こしインターネット協議会」というインターネット上からの連携を提唱した協議会を小谷会長や大山町役場の福留氏らとともに発起した。会長などの役員も「ネット投票」の決議ファームからの投票で選出した。さらにZITから輪が広がり「県境サミット」という鳥取県・島根県・広島県・岡山県の県境に位置する中山間地域の広域連携ページの制作に携わる機会に恵まれた。広範囲なエリア内の観光施設をことごとく細かく紹介しなければならず、とても従来の手法では施設内容の変化に対して臨機応変にページ情報が追いつけないのだが「JAPROサイトメーカー」上手くDB機能として働いてくれた。これらの情報を横に連携して関連表示する「観光バスケット」という、ショッピングバスケットをベースにして観光施設を買物カゴに入れていき、レジで、「あなたの選択した旅行プランの料金はいくらです」というようなシステムの開発をしたが、この考え方は全国で通用すると思う。また、最近では国立公園大山の周辺18市町村を連携した「大山王国」というページのお手伝をしたのだが、ここでも「JAPROサイトメーカー」は活躍しており、毎日、大山周辺関係の時事を管理者の石村氏が精力的に更新されている。なかなか行政の縦割り意識は根強いが、インターネットのフットワークが「地域連携」を実現し、地域を変えていくかもしれない。
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