青年部のみなさんこんにちは。三重県青連会長の稲垣です。4月になって一気に春らしい陽気に包まれたかと思ったら、また急に冷え込んだりして体調管理が追いついていませんが、新年度を迎え、気分を新たにして家業はもちろんのこと、青年部事業にも引き続き注力していきたいと思っています。
さて、新年度になり商工会を取り巻く環境にも様々な変化が見られますが、みなさんは「中小企業応援センター」をご存じでしょうか?昨年まで実施されていた「地域力連携拠点事業」がリニューアルしたものです。
「中小企業応援センター」は中小企業の日常的な経営支援に取り組む支援機関の経営支援能力を補完・強化するため整備されたもので、中小企業の(1)新事業展開、(2)創業、事業再生及び再チャレンジ、(3)事業承継、(4)ものづくり支援、(5)新たな経営手法への取組みといった高度・専門的な課題に対し、これら支援機関を通じた支援等を行うことにより、中小企業が中長期的に発展するための経営基盤の強化を図るとともに、これを通じ、地域における支援機関の機能強化に資することを目的としているものです。
主な事業としては、中小企業の支援に関する専門的な知識、能力及び経験を有している者をコーディネーターとして実施機関が選定し、当該コーディネーターが中心となって、高度・専門的な課題に対応するための次に掲げる支援事業を実施します。
(1)支援機関からの要請に基づく専門家派遣の実施 (2)応援センターにおける定期的な相談窓口設置及び専門家派遣等による支援 (3)支援機関と連携したセミナー・ビジネスマッチング等の開催
また、高度・専門的な課題とは主に次の事項です。
(1)新事業展開支援 (2)創業、事業再生及び再チャレンジ支援 (3)事業承継支援 (4)ものづくり支援 (5)新たな経営手法への取組支援 (6)追加的支援課題
とりわけ(1)新事業展開支援には、経営革新や地域資源活用委、農商工連携などが含まれており、より高度なサポートを受けられることが期待できます。
昨年までの「地域力連携拠点事業」の内容を引き継いでいることも多いのですが、「中小企業応援センター」になった大きな違いは、専門家派遣がその中心となったことです。商工会員にとっては非常に有効な支援システムだと思われます。今まで以上に活用されてみてはいかがでしょうか?
中小企業応援センターの詳細については、【中小企業庁:経営サポート「中小企業応援センター」】をご覧ください。
中小企業庁:経営サポート「中小企業応援センター」(http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/center/index.html) |