全国商工会青年部連合会
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Windows7の「7(seven)」って?
 10月22日にWindows7が発売になりました。Vistaで手こずったマイクロソフト社が満を持して投入した最新のOSで、滑り出しは好調のようです。
 機能面などはさておき、このWindows7の「7(seven)」って響きは良いですが、何が「7」なんでしょう。WindowsXPは正式にはwindowsバージョン5.1でVistaが6.0。その次のOSだから「7」と考えてしまいそうですが、それはちょっと間違い。Windows7のバージョンは、何と「6.1」なのです。つまりVistaのマイナーチェンジ版ってこと。
 では、何が「7」なのでしょう。皆さんご存じ、一世を風靡したあのWindows95。これをファミリー向けとすると、一方でビジネス向けとも言えるWindowsNT系というOSが存在しました。これがのちにファミリー向けと統合され「XP」になります。
 3.1からスタートしたNT系を順に数えると、NT3.1→NT3.5→NT4.0→2000(5.0)→XP(5.1)→Vista(6.0)→7(6.1)、でちょうど7番目。
というわけで、NT系7番目のOSで「7」と考えるのが妥当でしょう。
 もし、WindowsVistaSEやWindows6.1という名前で発売されたとしたら、目新しい感じもせずあまり売れなかったかも....。商品のネーミングってやっぱり大切ですね。