全国商工会青年部連合会
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中野筆頭副会長からのメッセージ
 全国の商工会青年部同士の皆様、OBそして関係者の皆様におかれましては、家業の発展そして地域振興街づくりの先鋒として、それぞれの場所でご活躍のことと思います。

 わたしは鹿児島県商工会青年部連合会第15代会長の中野健一と申します。9月に開催された全青連正副会長会議において宮本周司全青連会長の指名を受け、全青連筆頭副会長を拝命いたしました。

 前任者である茨城県平田祐司先輩の熱い思いを継承し、それを超えられるよう唯ひたすらにまい進していく覚悟であります。そして宮本会長を中心に全国の商工会青年部同士が一致団結して事業を推
進し、日本の基盤をしっかりと支える地域経済人となるための活動を推し進めてまいります。

 私が申し上げるまでもなく現状は深刻であります。家業も地域社会も環境も簡単ではありません。しかし私はあえて“増やす努力”が求められるのではないかと考えています。増やすことを前提に減らすことを考えるべきではないのかと考えています。各方面で行われている“削減”とか“廃止”と言われるものは過去の清算でしかありません。仕事を増やすことはもちろんですが、人を増やす、設備を増やす・・。増やすことは大変です。リスクも伴います。だからこそ未来を真剣に考えられるのではないでしょうか。過去を変えることはできませんが、未来への意思決定は私たちの責任です。

 現在、全国の青年部で推進している経営革新への取組みも未来への意思決定の一つです。自社の将来について“真剣に考える時間を増やす”努力を私たちは始めなければなりません。リスクも伴い難し
く、時間もお金もかかりますが、それだけ真剣に考えるし、衆智が集まる、何よりもそこには未来があって夢も語れると思います。

 苦しい今、自社の経営革新を進めることは未来志向へのスタートだと考えます。日本各地で懸命に頑張っている商工会青年部は地域になくてはならない存在です。青年部同士の皆さんが未来志向の経
営者集団として地域のリーダーとなってくださることを願っております。ともに頑張りましょう!!


全国商工会青年部連合会 筆頭副会長
第22代 九州地区商工会青年部連絡協議会会長
第15代 鹿児島県商工会青年部連合会会長
中野 健一