お客様をゲストと呼び、従業員をキャストと呼ぶ。 世の中にテーマパークはいくつもあるのに何故ディズニーだけは特別なのか?その答えはいくつもあります。
まず、徹底した従業員の教育です。先日、娘の誕生日にディズニーランドに行ったところ、誕生日シールを胸に貼ってもらいました。そのシールを見たキャストからは一日中、「まいかちゃん、お誕生日おめでとう!」と言ってもらいました。いったい何十人のキャストに行ってもらえたことでしょう。ちょっとしたことですが、うれしいものです。そのことによって私の娘も私たち家族も、「ああ、また来たい!」と思ってしまうのです。
そして仕掛けのうまさはないでしょうか?毎年いろんなイベントを開催したり、また新しいアトラクションを増やしたり・・・しかもただ新しいものを作るだけではなく「ストーリー」があるとは思いませんか? 今・・・「モンスターズ・インク」のアトラクションが増えましたが、これによってまた一つの経済効果が見えてきます。グッズの販売量も半端なものではありません。 新しいアトラクションが増えるときには・・・その映画のビデオやDVDが店頭から消えるそうです。 徹底的に販促のためのCMを行うことによって、「見てみたい!」という気持ちになってくるのです。
一年間の入場者2722万人。プロ野球全体の観客が2164万人、JRAの観客が738万人だそうです。想像を絶する数字ですが 私も近くにいたら、年間パスポートを買ってしまいそうですね。
私たちの商売でも、お客様に感動を与えることはできるのではないでしょうか?何もディズニーランドのまねをすることが大事なことではありませんが、少し考えながら園内を見てみると何か発見があるかもしれませんよ。 |