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二月 如月(きさらぎ)
二月 如月(きさらぎ)
▲今月の年中行事


 
古代中国の異称に由来していると言われる「如月」。
2月はまだ寒さが残っており、衣(きぬ)を重ね着るをする「衣更着(きさらぎ)」から「如月」と言われるようになったそうです。
写真
【節分】
季節の分かれ目の意味。春夏秋冬のそれぞれの分かれ目、つまり、立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて節分であった。
そのなかでも、すべてのものが生まれ出る春は、新しい年の始まりであると考えられており、立春は一年の最初の日であり、春の節分は一年の最後の日(大みそか)と位置付けられ重要視されていたのが、節分というと春の節分をさすようになってきました。
現在でも、地方によっては、節分のことを「年取り」「年越し」とよぶことがあります。
*年賀状に「迎春」「初春」と書くのは、立春を新年にしていたころの名残りです。

節分に豆をまくことは、豆打ちともいい、新年を迎えるにあたり、家から悪霊や災難を追い払うための「追難(ついな)」の行事。病気や陰気、災害は鬼にたとえられ、大豆で鬼の目を打つので「まめ=魔目」、または「魔(ま)を滅(め)する」に通じるとも言われています。
慣習として、豆まきの豆は「福豆(ふくまめ)」といい、節分の夜に歳より1つ多く食べます。翌日の立春に1つ歳を重ねるので、来年の分も食べておくという意味。
ヒイラギの葉や、鰯の頭など霊力をもつものを鬼がこないようにぶらさげる習慣があります。地方によっては、ニンニク、ネギ、豆幹(まめがら)をぶらさげる習慣もあります。
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