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今年の7月はよく晴れた日が続き、大きくなりすぎる前に採るから量が多く、笑顔と共に近所や親戚から頂いた。しかし喜びの後からは・・・と言われるようにおばけきゅうり、ゴーヤ、たまねぎ、かぼちゃなど持ち込まれ驚くやら笑うやら。お断りなど絶対にできない、なぜなら我が家は87歳の舅から1歳10か月の孫娘まで8人いるだから。新鮮で化学肥料を使わない安心野菜が届けられるたびにありがたく受け取った。 しばらくすると雨がないから畑が干上がってしまうという話が聞かれるようになり、家庭菜園をしているお宅でさえ野菜が枯れてしまって・・・と眉をひそめるようになった。 そして葉物を中心にどんどん価格が上がった。今週に入ってレタスが198円に下がり、きゅうりは例年なら5本がパッケージだったことはウソで1本売りで60円くらい。見知らぬおばさん(u子さんだって立派なオバサンだが、明らかに私より年上の女性)が細いきゅうりねえ、とため息をつきながら選んでいた。「ええ、大根も高いし細くて、私の足の方が太いわよ」と思わず言ったのでおばさんにしげしげと足まで見られた。前言取り消しというモードはそこになかった(^o^) 何でこんなに野菜が少ないの!?と思うが、親戚の農家を見ていればわかるのだ。雨がなければ水をまけばいいなんていうのは、全くのど素人の発想。水をまく傍から蒸発し、昼時などすれば湯をかけていることになってしまい、最も野菜にはよくない。畑の土はひびわれしているし、水はしみこむけれど、根までとうてい到達しない。川の水をひいてスプリンクラーで水を与えている光景に出会ったが、これは生産農家でしっかり畑に設備をし、数と形をそろえて出荷しないと、農協から出荷できない、数が整ってなんぼの世界なんだよ、というプロで農業をしている人の話だった。 スプリンクラーを使えばそれなりにコストにはねかえる。おいうちをかけるように重油も上がった。 だから野菜は、品薄となり需要と供給の仕組みから、市場価格はあがり、重油の高騰が原因で搬送費に打撃を与え、全て野菜価格にはねかえった。
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けれども我が家の8人は魚に野菜に・・といつものような食卓がなければならない。 で、どげすうだぁ?(どうするか) レタスの代わりはキャベツ、頂いたゴーヤはチャンプラーをはじめ、野菜炒めにしたり、たまねぎはみじん切りでいれる料理はもちろん野菜炒め、味噌汁まで使える料理にはすべて使い、野菜不足を補う。かぼちゃは煮物をはじめ、焼き物、てんぷら、フライ、コロッケ、味噌汁の具と思いつくものには全て使った。 25センチ×40センチくらいの箱いっぱいに不ぞろいなトマトの入った品が500円というのを見つけた姑が買ってきてくれたときは本当に嬉しかった。サラダで食べ、砂糖づけにし、ナスとチーズとベーコンと一緒に煮てとこれもがいな食卓のスペースを占め、満足した。
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でもついに10月に入ってもあの嫁に食わすなという秋なすも高価、きゅうりは夏よりやせていてにんじんもピーマンも高い。凱旋門レースに出たディープインパクトの調教やレース直前の世話する場面ににんじんが出てきて、これで勝てなかったら、あのにんじん返せと思った。3位だったがにんじんは未だ高価。
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でも最近、小松菜や水菜、チンゲン菜が店頭でみかけるようになってうれしい。 天気が回復すればきっと畑の作物も成長するのではないか、と素人の私は何の確証もないのに予想し期待している。
いっそ、野菜価格競争予想、わく順など考えようか!?
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