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鳥取県米子市にあったオフィスを島根県安来市の自宅に戻した。理由は舅・姑が高齢でそばにいようと思ったから。 IT関連の仕事はパソコンと回線と机があればどこでもできる。 仕事をしながらの引っ越しだったので9月の1か月を整理や運搬にかけた。暑い日もあり辛かったが、少しずつ涼しくなるのがわかり秋の兆しは有難かった。
自宅の改装も一時は考えていたが、これ以上家を拡張しても意味がないとやめた。一人の人に必要なスペースはさほどに広くない。今は8人家族だがいずれ6人になり4人になり息子達夫婦の二人きりになる日もあろう。
この夏のはじめ、先輩が大きな自宅を畳み、マンションに移転されたことに触発され、引っ越し荷物は選んだ。 先輩さえ思い切ったのだから・・と荷物を作るときの合言葉 だった。 彼岸すぎに知人が亡くなりあの世には身一つで行くことも実感した。
というわけで、まず書類の整理。 セキュリティの関係でシュレッダーにかけたいところだがその時間が惜しい。 安来市のゴミ処理事情はかなり厳格で専用の袋に入れて出すの は当たり前で全ての書類は破れとのこと。 長い間コンサルタントをしたクライアントとの書類や標準書など山ほどある。事業所は米子市にあるので米子市のクリーンセンターに問い合わせると燃えるゴミとしてそのまま受け入れます、即廃棄しています、処理単位は10キロ190円の有料ですとのこと。
クリーンセンターの処理は入口の受け付けで車ごと重量を量り、いざ焼却場へと向かう。 焼却場はビルの3階ほどの高さまで車で坂を上り、大きな自動扉がセンサの感知であくと、ズラリと廃棄用扉が並び、業務以外の人は隅の方の小規模な扉から投げ込む。 帰りに車の重量を量り、量の差から、廃棄したゴミの量を計算し、費用を支払う。 全部で7回、合計約8000円ほどで目的の紙と布類の処分をした。この費用を高いとみるか、安いとみるか?なのだが・・・ちなみに私の廃棄の場合なら1000円くらい?!!。
思わず“こうやってきれいさっぱり書類を捨てたけど、あなたは捨てられないわねえ”と口走ってしまい、しまったと思ったが後の祭り。運転しながら夫はにやにや。
今まで経験した引っ越しは、夏場ではなかった、業者に依頼して重い物は持たなかった、仕事のピーク時は梱包から開梱まで依頼したこともあった。 でも今回は、引っ越し用の時間をまとめてとることができず、大物だけ、手伝いを頼み、夫と二人の引っ越しだった。
鉛筆より重いものを持たない夫?と箸以外は持てない妻(私)?の引っ越しってなかなかのもの。 重かったのは机と本、こちらにやってきて誂えすぎた和服と陶器。 世に言う夜逃げは身一つで楽だろうに・・・
本の処分はBook-offに文庫本を持ち込んで合計5000円ほど。専門書と実用書は市図書館に相談して蔵書にして頂いた。
これから必要な時は図書館で閲覧する!(^^)!
普段の運動不足がたたり、あちこち筋肉痛。 幸い大きな事故や怪我なく完了した。 忘れずに引っ越し祝いとして出雲そばを食べ、温泉で休養したのは言うまでもない。
あなたにとって捨てられないモノはどんなモノですか?
自宅の一部屋をオフィスにし、今は快適。 もう書類は随時処分だ、と固く決めたがどうなるやら。 なぜなら今朝もゆき(3歳の孫)直筆の絵手紙が届いたからだ。 手紙は当分続くらしい。折込広告の裏の白い部分だったり、かあさんに買ってもらったかわいい便せんと封筒だったり〜〜 |
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