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いよいよ八月、夏本番! 毎日蒸し暑い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか?
夏と言えば、海! 山! 煌めく太陽のもと、思いっきりレジャーを満喫したい季節の到来です! でも、どこに行っても人が多いこの時期。たまにはのんびり韓国ドラマでも見ながら、“夏”を感じて見ませんか?
今回ご紹介するドラマは「夏の香り」。 韓国での放送は2003年。 日本の韓流ブームの火付け役ともなった「冬のソナタ」に続く、ユン・ソクホ監督の四季シリーズ第三作目にあたります。 ちなみに、第一作目は「秋の童話」、第四作目は「春のワルツ」。四季シリーズという括りにはなっていますが、それぞれのストーリーに相関性はありませんので、どれから見ても楽しめますよ。
さて、「夏の香り」は主に男女4人の恋の物語。 夏の山で運命的な出会いをしたヘウォン(ソン・イェジン)とミヌ(ソン・スンホン)は、お互いが惹かれあいつつも、ヘウォンには、親友の兄で婚約者のジョンジェいて、ミヌには、ヘウォンの親友であり、ジョンジェの妹であるジョンアが積極的にアプローチをしていて・・。
設定だけ見ると、韓国ドラマの王道を行く内容ではあるのですが、そこにヘウォンが受けた心臓移植手術から派生する問題なども絡みながら、一度見始めると、ぐいぐい引き込まれてしまうのがスゴイところ。 それぞれの心の機微が非常に切なく、うまく表現されていて、見る者の心をがっつりと掴みます。
個人的な見どころとしては、主人公のヘウォンが、回が進むにつれて、どんどんキレイになって行くところでしょうか? 第一回目と後半を比べると、本当、顔が違って見えます。
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そして、何といっても「夏の香り」では、キレイな夏の景色が楽しめます。 ミヌとヘウォンが出会った山に始まり、二人が再会したお茶畑。 4人で訪れたミヌの実家は自然に囲まれた美しい田舎で、4人が夏の間働いているのは、日本でいうハウステンボスのようなリゾート。 それから、避暑に行くシーンでは、海と島も味わえます。 暑〜い夏の日。 自らレジャーに出かけるのもいいですが、涼しい部屋の中で、4人の恋心にハラハラしながら、目で感じる“夏”も、いいものだと思いますよ。
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